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舞踏派背火春季舞踏行
新人募集

1977

Info

日時
1977/03/21-30
活動内容
Workshop 新人募集
開催地
福井
開催国
日本
会場名
舞踏伽藍北龍峡
主催
海王企画 北龍峡

Description

人勧誘のために手練手管を尽くすのは大駱駝艦時代から変わることなき重要な務め。うまく人が集まれば、すぐさまキャバレー修行。珍しく人が集まったなら、加賀・山代温泉の豪華なホテルなどでショーを披露し、ご馳走も頂戴するという愉しみも、なくはなかった。さて、ふだんの稽古は、野口三千三が発明した野口体操をアレンジした基礎訓練、カルロッタが参加していればキツいバーレッスン、さらに能楽からインドのカタカリ、ラテンなどを舞踏化(?)した歩行や所作などで身体を温め、公演前ともなれば、おもむろに室伏による振付作業が進むという段取りだった。大所帯のアリアドーネの場合、あらかじめコンセプトを決め込み、ときにはエスキースを作って臨むこともあったが、背火は、ほぼゼロから出発。思いついた動きをやらせ、大量のタバコをくゆらしながら立ち止まり、こちらが肩で息しつつ疲れた体を労るヘンな仕草でもしようものなら、「あ、その百姓みたいな動き、面白い」と、それからまた延々夜が開けるまで稽古が続く。女性は皆ショーの仕事、最初から背火しかいない。そんなときは最初の走り込みで音楽がかかる。XTC、TheB52s、ポリス……多くは当時ニューウェイブと呼ばれたバンドのピッカピカの新譜。“LOTUS CABARET80s”の印刷物の多くを手がけたデザイナー大類信氏が、今一番キテいる音楽情報を室伏に授け、早速渋谷CISCOあたりで買い込むのが習いだった。お客様があると稽古が流れ、ときに同席を許されるという恩恵も。そんな際、「舞台に坂を作り、サイレン音だけで坂口安吾の『白痴』を踊ってみたい」とか、思わず耳をそばだてずにはいられない発言が飛び出したものだ。
(Y.O)

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