日記

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年度

1986

内容

1986年の日記。Workshopのプラン及び、参加者名簿。I 準備運動のなかで、歩き方、柔軟、息を伴う、鉄の足、砂の足 II 息 入出による波、III 準備運動:重心の左右移動と左右への落下四点移動とAixs 息を伴う立ちと坐り IV 崩壊:重心の崩壊と息の乱れ―中心のずれが考えられる(オリエント 8のあと9で右足にのる) などワークショップの内容についての記述。「準備 それは〈意識の闇〉=死=無意識 それらの恐怖についての意識的な準備である。この時の無意識とは あくまでも 無限に 限りなく ひらかれていく 身体―感性的な意識のことだ。しかし恐怖=感とは どこから来 どこで消失するのか あるいは克服されるのか。自身の身体的な保守・守勢とは 対手・他者に対する意識化の極点まで エロスをさようさせる作業だとすれば・・・」「エロスの涙」の公演記録、会計記録、Ko Murobushi Companyに関する記述など。「私はバレリーナです。私は男性舞踊家です。とは腐ってもいいたいと思わなかった。では一方で 軟弱の代名詞 文弱の徒である文士、いや文学をも志すことではない。もし 文士というもののなかに魅了するものがあるとすれば、〈肉体〉をかけたことば〈肉体・生活〉というべき作家、私生活性なのだ。だから〈私小説作家〉というものには限りのない魅力を覚えながら、一方で、Mishimaの太宰批判についても考えざるをえなかった。」(Genovaで書かれた日記より)