日記

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年度

2008

内容

10月の日記。「みなし児性について みなし児とは 誰れのことか。あなたの はぐれた肉体のことであろう。皆死児と 書いてもよいのだ。〈自らの死児たち とともに わたしたちは 生きている〉 私が息を吐くとき 私の姉は 妹は 息を吸っている。私がころぶとき 妹は立ち上がる。私の姉 妹が それが私である 死児たちだ。いつでも 彼女たちによって 私が 私の身体が 生きられているということ、そのことが 思想である。批評的身体=思想的身体とは、その肉体の二重性の 肉体の二重性のことなのだ。(後略)」(日付不明)