Ko Murobushi Exhibition

Faux Pas/踏み外し

ウィーン、東京│2024 » 2026
2025.2.15
対談

図録から見えるもの 舞踏再読

岡本義文×國吉和子

この夏ウィーンで開催される「室伏鴻エキシビション“Faux Pas”」の、図録編集に関わったお二人によるトークです。室伏鴻がダンサーとして活動を開始し、その後ヨーロッパへと拠点を移した70年代80年代は、まさに舞踏の全盛期を迎えていました。当時の舞踏の様相を手がかりにしつつ、室伏の活動の映像資料等も参照しながら、舞踏の新たな可能性を探ります。

講師
岡本義文×國吉和子
日時
2月15日(金)17:00〜
会場
室伏鴻アーカイブShy
参加費
1,500円 (ドリンク付)
お問合せ・お申込み
k_kunst_watanabe@yahoo.co.jp
080-5538-6407(渡辺)

Profile

岡本義文Yoshifumi Okamoto

岡本義文東京都出身。大学在学中の1980年に室伏鴻が主宰する舞踏派背火に参加。《木乃伊》《タラフマラ・トランス》《舞踏病草紙》等に出演しつつ背火・アリアドーネの會の制作も担当。翌年、室伏が開いた実験的キャバレー“Shy”の経営に参画。その後は「月刊プレイボーイ」「Ballet」「レプリーク」編集部などを経、フリーの編集者を務める

國吉和子Kazuko Kuniyoshi

舞踊研究・評論。
トヨタコレオグラフィーアワード審査員(2002〜2004)。著書『夢の衣裳、記憶の壺──舞踊とモダニズム』(2002年、新書館)、編著に市川雅遺稿集『見ることの距離──ダンスの軌跡1962〜1996』(2000年、新書館)、主な論考「『病める舞姫』試論──そして絶望的な憧憬」(『土方巽──言葉と身体をめぐって』角川学芸出版、2011年)、「暗黒舞踏登場前夜──戦後日本のモダンダンスと大野一雄」(『大野一雄──舞踏と生命』思潮社、2012年)、「大野慶人のレクチャー・パフォーマンス<命の姿>について」(『老いと踊り』2019年、勁草書房)、「やめまひの会」(旧「舞姫の会」土方巽研究)主宰。