日記

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年度

1994

内容

1994年11月1日から1995年7月22日までの日記。「朝 酔っている。が、いろいろ考えが巡って眠られぬ。頂上の意思、孤立への 独身というなら 狂気が足らぬ。いつも あと2歩3歩あるのに その手前でことをおさめてしまって来た。今回の"Errance"もまた なぜ せいぜい まわりが 優しい視線で’ゼア・シェーン’と賞する程度のところにおさめるのか!? あと2歩 Koのソロで めまいする迄の過剰で澄んだものを 出来る筈の それをいつも逸して来た。そう思う」(11月 抜粋)。「風邪!昨夜は明け方まで 新しいタイトルについて考えていた。それからMorton FeldmannのPianoをTapeにとりながら Qualle Qualleというシリーズ。ならば ’sebi’というタイトルをとれば。Alainにも Veroniqueにも コトの進行を告げ作業。Letterをはかどらせなければならない──背火 とペン書きする。タテ書きににする。2行のTextを書いた。〈背中には 孤児がいる 青白く燃えて とわに漂ふ〉」(1995/2/6 抜粋 ル・マン)。