内容

3月31日から10月までの日記。「倒れること には なにが 棲んでいるか。白井が来たときには すでに可成り酔っていたので、何を話したのか 忘れてしまった。立った場所で 立つことを放棄するのではなく、踊り という 欲望を 放棄すれば 倒れるほかない。昨晩の打ち上げでは 面白い 踊りの定義をずいぶん発話したように思うのだ。室伏さんには 地面がない と白井は言ったか？漂流物と定義したか？場所なき場所とは 浮遊という状態にあるということだ。」（日付なし）