大駱駝艦天賦典式「陽物神譚」

1973

Photo: unknown

Info

日時
1973/10/03,04,05
活動内容
鋳態
開催地
東京
開催国
日本
会場名
日本青年館ホール
主催
大駱駝艦
開催事業名
大駱駝艦天賦典式
原作
渋澤龍彦
客演
土方巽 (最後の舞台)
下舞奉納
大駱駝艦(麿赤兒、室伏卓〈当時〉、ビショップ山田、谷川俊之、天児牛大、大須賀勇、田村哲郎、島田帝欧、土屋大陸、中谷英雄、えじ、ゆうこ、玉野黄市 / 他マレビト達)

Description

“大駱駝艦天賦典式”中、画期をなすスペクタクルとして名高い作品。客演した土方巽にとって最後の舞台出演作となった。
原作者と仰ぐ澁澤龍彦による舞台評「カナブンブンと青空」(初出は『美術手帳』)が澁澤龍彦全集第12巻に収められている。吉岡実『土方巽頌』にも言及あり。

土方さんが『肉体の叛乱』をやった日本青年館で私たちもやりたくて、『陽物神譚』という作品を上演しました。澁澤龍彦にアルトーをベースにした小説があるんだ。ヘリオガバルスというローマの少年皇帝の話なんだけど、何故か土方さんが『駱駝でやると似合うぞ』と言った。澁澤さんに会いに行きたかった口実なんだけど。それで、皆で澁澤さんに頼みに鎌倉へ走ったんですよ。『静かな家』の直後。その駱駝の公演が、土方さんの最後のナマの舞台になった。

室伏・談


なお、鈴村靖爾監督の手により、本舞台の模様が完全映像として残されている。
(Y.O)

Photo

Document

001 Poster
002 Flier

Scrap

1976
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