2004
止息 間の息 息から恋へ ふたたび衣裳としての真鍮板を着る
必死のヒールを履く
脆弱の 萎える腰 不能の踵
止息 ふたたび真鍮板を着る
覆われた首の アセファルの 洞 薄膜の 窒息体
内から外へ 外から内へふるえ 打ちつづけ
内奥の皮膚が ヒールとともに めくれ 星 鳥の星になること・・・溶融・融即というような?そうではなくてEdgeに、晒しながら、
連続する変化と変形そのものに〈なる〉こと、そうして開かれて不意の、
出会いと混成の出来事であること。室伏鴻 《Heels》チラシより