磁場、あるいは宇宙的郷愁

2009

Photo: unknown

Info

日時
2009/05/28
活動内容
公演,コラボレーション
開催地
東京
開催国
日本
会場名
慶應義塾大学(日吉)来往舎イベントテラス
主催
慶應義塾大学アート・センター
開催事業名
国際ダンスプロジェクト BBK/Danseuse Sans Frontieres
出演
室伏鴻、Bernardo MontetBoris Charmatz

Description

ベルナルド・モンテ、ボリス・シャルマッツ、室伏鴻の三人による、国際ダンスプロジェクト。主催は、慶応義塾大学アート・センター。

les champs magnetiques, ou cosmique nostalgie
ダンスの狂気、空気とは果たしてなんのことか?ことは、混成する一っ時の、ソレっきりの、粋な一期一会の、まるまる果敢なきものの生成である。変性を約束されたBBKの出会いは出来事の裏をかく奇であり、妙であること。(ホトケとヒの)動物=磁気=事件という空気と磁場。

murobushi

三人でグチグチやるけども、どうなるかわからない、プロセスをプロセスのままに切り出すこと。だから、最初のアイデアでも、一つの作品を三人合同で創ることが目的ではない。結果、そうなるとしても、あらたな混成の断面が獲れればよいと…(中略)…風景というものを暗黒舞踏は意外と作ってきた。土方さんの場合、東北歌舞伎はそういうもののために身体を道具化している。それだったら役者が立つのと同じじゃないですか。芦川さんが、こうやって、めくらで歩くみたいにすると、風景が成立していくみたいな。そういう風景ではないんだ、私は。風景がガッサと切断されたような風景なんだ。その孤児性、孤立した体が風景なんだよ。そういう切りとり方だったら、ある種の普遍性があるのかもしれない。日本人として成立している室伏鴻の断面があり、そこにベルナルドが現れたり、ボリスが現れたりしている、日本人/フランス人といいつつ、それも否定されているような、無名性に届く特異性だよね。

室伏・談

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