Talk Session2018.7.24

Emmanuelle Huynh
&Tatsuro Ishii

エマニュエル・ユイン×石井達朗

対談:エマニュエル・ユインと石井達朗を迎えて

造形作家や音楽家など、異なった分野のアーティストとの共同作業を精力的に行う振付家エマニュエル・ユインと、舞踊評論家の石井達朗を迎え対談を行います。室伏鴻をはじめとする舞踏家たちとユインとの関わりや、二人の今後の展望について話を伺います。司会はパトリック・ドゥヴォス(東京大学)がつとめます。アンスティチュ・フランセとの共同企画。
詳細情報(アンスティチュ・フランセ)

Profile

Emmanuelle Huynh

前アンジェ国立現代舞踊センター(CNDC)芸術監督。現在はレンヌにおいてPlateforme Múaのディレクターを務める。造形作家や音楽家など異なった分野のアーティストとの共同作業を精力的に行うなど、鋭い批評的まなざしでダンスの再構築を進める彼女は、ドミニク・バグエ、トリシャ・ブラウンなど多くの振付家のもとで踊り、エルヴェ・ロブ、オディール・デュボックなどとも共同作業を行ってきた。1994年にはヴィラ・メディチ海外研究奨学金を得てヴェトナムで創作。また、ボルドー美術館、ベルサイユ宮殿などでのパフォーマンスの企画も多数ある。2001年にはフランス政府派遣アーティストとしてヴィラ九条山に滞在。

Emmanuelle Huynh

Profile

石井達朗

舞踊評論家。関心領域は、舞踊および身体文化。とくに、サーカス、アジアの祭祀芸能、脱領域のパフォーマンスなど。2003年カイロ国際実験演劇祭審査員。01年より04年まで朝日舞台芸術賞選考委員。05年韓国ソウルの国立劇場における舞踏フェスティバル実行委員長。06年および08年トヨタコレオグラフィーアワード審査員。著書に『アウラを放つ闇―身体行為のスピリット・ジャーニー』『男装論』『サーカスのフィルモロジー』『アジア、旅と身体のコスモス』『ポリセクシュアル・ラヴ』『アクロバットとダンス』『異装のセクシュアリティ』『身体の臨界点』など。

石井達朗

Profile

パトリック・ドゥヴォス(司会)

1955年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授。 専門は日本の舞台芸術(歌舞伎、舞踏)、フランス演劇。翻訳の仕事も多数ある(野坂昭如、谷崎潤一郎、村上春樹、など)。1991年野間文学翻訳賞受賞。


Infomation

  • 日時
    7.24[火]
    19:00-21:00
  • 会場
    アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
    東京都 新宿区市谷船河原町 15
  • チケット
    参加費|1,000円、学生・会員無料

    同時通訳付
    (30分前よりチケット販売・整理券配布)