About
For <Faux Pas>
Go to beyond the steps, stay in/stay out of the steps. How? crawling out, cracking out, shaking out, crazing out, stepping out…, to where? possibility of impossibilities, potential of impotence, balance/unbalance in crisis and diverse crystal of forces.
2014 Vienna
Ko Murobushi
開催概要
2025年夏と2026年春、ウィーン及び東京で「Ko Murobushi Exhibition “Faux Pas/踏み外し”」を開催します。本企画は、室伏鴻のダンスや身体に関する考察を、展示という形式で呈示するということに焦点を当てたものです。
“時間と共にあるダンス”を展示するという矛盾した課題に挑戦することによって、私たちはそこから何を学び、獲得し、そしてその結果として、来場者にどのような出会いを提供することができるのか。それらを踏まえながら、二年間にわたる様々な取り組みと共に、「ダンスの展示」における限界と可能性に挑戦していきたいと考えています。
また、室伏鴻のダンスや身体に関する思想を更に深く掘り下げることで、現代社会に於いて、身体を巡る様々な問題を新たな角度から捉え直し、室伏鴻を含む多くのダンサーが志向し、しかし未だ不可能性にとどまる領域について、参加者の方々とともに問い直すことができればと思います。
プロジェクトの一年目は、展示、ダンス、アーカイブに関しての実践を伴う体験に基づいて、〈ダンスの展示〉の具体的な有り様を、参加者の皆さんと共に探っていきます。また、過去数年にわたりアーカイブを中心に深めてきたダンスを巡る議論を更に重ね、2025年にウィーンで行われる国際シンポジウム「Faux Pas/踏み外し」に繋げていきます。
プロジェクトの二年目は、ウィーン及び東京での〈展示〉を通じ、室伏鴻のダンス/身体に関する考察と問いを、〈展示〉の場で、そしてシンポジウムに於いて、来場者の皆さんと共有したいと思います。
Information
名称
Ko Murobushi Exhibition “Faux Pas/踏み外し”
会場
室伏鴻アーカイブShy
テルプシコール
オデオン・シアター
森下スタジオ
主催
一般社団法人Ko&Edge
共催
ImPulsTanz Wien International Dance Festival
助成
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[東京芸術文化創造発信助成 芸術創造環境の向上に資する事業【長期助成】]
協力
公益財団法人セゾン文化財団、エクス・マルセイユ大学、Kingston University, Visual and Material Culture Centre
Credit
企画
渡辺喜美子
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[展示]
キュレーション
渡辺喜美子
映像製作
ucnv
映像編集
鈴木章浩
字幕
渡辺喜美子
翻訳
髙山花子、 Eric Selland、 Friedemann Kazuo Kandutsch
通訳
髙山花子、川口隆夫
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[シンポジウム]
ファシリテーター
宇野邦一
翻訳
髙山花子、 Friedemann Kazuo Kandutsch
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ウェブ・デザイン
中村泰之
写真印刷
(株)東京弘舎
カタログ編集
岡本義文
カタログ・デザイン
纐纈友洋