室伏鴻
photo: Osamu Awane

室伏鴻

ダンサー・振付家
1969年、土方巽に師事。72年、「大駱駝艦」創立・旗揚げに参加。74年、舞踏新聞『激しい季節』を編集刊行、同時に女性舞踏グループ「アリアドーネの会」をプロデュース。76年、福井県に「舞踏伽藍北龍峡」を拓き、「舞踏派背火」を主宰。78年、パリ公演《最後の楽園—彼方の門 》での成功を皮切りに、漂泊する孤高の舞踏家として、ヨーロッパ、南米をはじめとする世界各地で人々に衝撃を与え続けた。近年は、その比類なきソロパフォーマンスと若い世代を起用した作品で、国内外において精力的に活動を展開。また、特に海外での指導者としての評価は大変高く、インプルスタンツ・インターナショナル・ダンスフェスティバル、CNDCアンジェ等から定期的に招聘され、若い世代に多大な影響を与えた。
2015年6月18日メキシコにて客死。享年68。
https://ko-murobushi.com/