1976
タイトルはジョルジュ・バタイユの挑発的な小説に由来。
(註・アリアドーネの會の)作品は駱駝とは違う感じで、ショーっぽいキャバレーの要素を持たせようとした。土方さんもキャバレーでしょ。どちらかというと、東北歌舞伎より暗黒宝塚といったほうがよいかも。アリアドーネの會は、『天国と地獄』の曲で女の子にカンカンをおどらせてみたり。“牝火山”という作品をシリーズものでやったの。土方さんも見にきて、面白いと。われわれはエネルギーがあったんだよ。女の子の裸がふんだんに見られるでしょ。別に裸が売りではないんだけれど、私なんか強引だから、スポーツ新聞や週刊誌に売り込んで、あの頃はアングラのノリだから、取材にきてくれた。だからお客さんがたくさん入ったんだよ。
室伏・談
たとえば、そのうちの一人がタモリ。
(Y.O)