12 May.2016

トークセッション
ドゥルーズ『フランシス・ベーコン 感覚の論理学』を考える

宇野邦一、三井田盛一郎、堀千晶

新訳の出たドゥルーズ『フランシス・ベーコン 感覚の論理学』をヒントにして、イメージ、身体、芸術、権力、哲学などにまたがる議論をしてみたい。いまだ生々しいベーコンの絵の衝撃と、ドゥルーズの「器官なき身体」という、これもずっと謎めいている概念の衝突は、たくさんのことを再考する機会だ。

宇野邦一

Infomation

日時:2016/05/12
会場:室伏鴻アーカイブカフェShy
主催:一般社団法人Ko&Edge・室伏鴻アーカイブ

Profile

宇野 邦一

1948年、松江市生まれ。フランス文学者・批評家・前立教大学映像身体学科教授。身体論、身体哲学を焦点としながら近年はイメージ論、時間論にかかわるエセーを書き続けている。著書に『アルトー 思考と身体』(白水社)、『ジャン・ジュネ−身振りと内在平面』(以文社)、『映像身体論』、『吉本隆明 煉獄の作法』(みすず書房)、訳書にドゥルーズ『フーコー』『襞』(河出書房新社)、ドゥルーズ/ガタリ『アンチ・オイディプス』アルトー『神の裁きと訣別するため』(河出文庫)、ベケット『伴侶』『見ちがい言いちがい』(書肆山田)などがある。

1948年、松江市生まれ。フランス文学者・批評家・前立教大学映像身体学科教授。身体論、身体哲学を焦点…

三井田 盛一郎

1965年、東京に生まれる。
版画、絵画を中心に活動、現在 東京藝術大学准教授
1992年 ‘92版画「期待の新人作家」大賞展大賞受賞。1996年、第25回現代日本美術展佳作賞受賞(東京都美術館、京都市美術館)。1997年 リュブリアナ国際版画ビエンナーレ展コミッショナー:針生一郎。2000年 町田市立国際版画美術館作家招聘、次代をになうアーティスト達①三井田盛一郎展。2013年Print Art Trienniale in Kyoto(京都市美術館)。2014年「木版ぞめき―日本でなにが起こったか―」(東京藝術大学大学美術館)。2015 年三井田盛一郎展 “岸壁の父母_此の人の月日”( HIGURE 17-15 cas 東京) 他、個展多数。

1965年、東京に生まれる。 版画、絵画を中心に活動、現在 東京藝術大学准教授 1992年 ‘9…

堀 千晶

早稲田大学文学学術院助教、仏文学者。共著に『ドゥルーズ キーワード89』、共編著に『ドゥルーズ 千の文学』(以上、せりか書房)、訳書にダヴィッド・ラプジャード『ドゥルーズ 常軌を逸脱する運動』(河出書房新社)、セルジュ・マルジェル『欺瞞について ジャン=ジャック・ルソー、文学の嘘と政治の虚構』(水声社)など。

早稲田大学文学学術院助教、仏文学者。共著に『ドゥルーズ キーワード89』、共編著に『ドゥルーズ 千の…