21世紀に入り20年以上が過ぎたいま、演劇上演の無意味性を現前化させたベケットの映像作品『クワッド』を敢えて上演しようとする試みは、「革命なき戦争の時代」に投げ込まれている我々に何をもたらしうるのか。「戦争と革命の時代」と呼ばれた20世紀を代表する劇作家ベケットが行き着いた収容所的作品『クワッド』を軸に、シンポジウム・上演・映像からそれらを探っていく試みである。

特設サイト
https://ko-murobushi.com/quad/

シンポジウム
5/7（土）松田正隆、対馬美千子、宇野邦一
7/15（金）フレデリック・プイヨード
7/16（土）鈴木創士、髙山花子
7/17（日）掘千晶、江川隆男
7/18（月）白石嘉治、鴻英良
8/5（金）メンファン・ワン、中島那奈子
8/6（土）宇野邦一＋三井田盛一郎

QUAD（カゲヤマ気象台version）
演出：カゲヤマ気象台、映像：小手川将
After Talk：宇野邦一、鴻英良、桜井圭介

映像上映
11/27（日）ドキュメンタリー映像上映会＋Closing Symposium
監督：髙山花子、撮影：齊藤颯人