2 Sep.2016

対論:未知のアントナン・アルトー

宇野邦一、鈴木創士、荒井潔、岡本健

この頃『アルトー後期集成』全三巻(河出書房新社)が完結し、唯一の小説『ヘリオガバルス』が鈴木創士により新訳された(河出文庫)。アルトーの思想、演劇、文学、そして何よりも分類不可能な表現者として、20世紀に黒い隕石のような軌跡を刻印したアルトーを読み直し、更新されたアルトー像を提案する機会にするため、4人のアルトー研究者が対論する。

宇野邦一

Infomation

日時:2016/09/02
会場:室伏鴻アーカイブカフェShy
主催:一般社団法人Ko&Edge・室伏鴻アーカイブ

Profile

宇野 邦一

1948年、松江市生まれ。フランス文学者・批評家・前立教大学映像身体学科教授。身体論、身体哲学を焦点としながら、近年はイメージ論、時間論にかかわるエセーを書き続けている。著書に『アルトー 思考と身体』(白水社)、『ジャン・ジュネ身振りと内在平面』(以文社)、『映像身体論』、『吉本隆明 煉獄の作法』(みすず書房)、訳書にドゥルーズ『フーコー』『襞』(河出書房新社)、ドゥルーズ/ガタリ『アンチ・オイディプス』アルトー『神の裁きと訣別するため』(河出文庫)、ベケット『伴侶』『見ちがい言いちがい』(書肆山田)などがある。

1948年、松江市生まれ。フランス文学者・批評家・前立教大学映像身体学科教授。身体論、身体哲学を焦点…

鈴木 創士

1954年、神戸生まれ。フランス文学者、作家、評論家、翻訳家、音楽家。甲陽学院高等学校卒業後、フランスに留学。帰国後ニューウェーブバンドEP4のオリジナルキーボード奏者として活動。著書に『アントナン・アルトーの帰還』(河出書房新社、のち現代思潮新社)、『中島らも烈伝』(河出書房新社)、『魔法使いの弟子 批評的エッセイ』(現代思潮新社)、『ひとりっきりの戦争機械』(青土社)、『サブ・ローザ 書物不良談義』(現代思潮新社)、翻訳に、エドモン・ジャベス『歓待の書』(現代思潮新社)アントナン・アルトー『神の裁きと訣別するため』(宇野邦一共訳)(河出文庫)、ジャン・ジュネ『花のノートルダム』(河出文庫)、アルチュール・ランボー『ランボー全詩集』(河出文庫)ベルナール・ラマルシュ=ヴァデル『すべては壊れる』(松本潤一郎共訳、現代思潮新社)『分身論』(作品社)等がある。

1954年、神戸生まれ。フランス文学者、作家、評論家、翻訳家、音楽家。甲陽学院高等学校卒業後、フラン…

荒井 潔

防衛大学校准教授、論文「グロソラリーの諸問題」「アルトーにおける自画像の問題」など。訳書『アルトー後期集成Ⅲ』(共訳)

防衛大学校准教授、論文「グロソラリーの諸問題」「アルトーにおける自画像の問題」など。訳書『アルトー後…

岡本 健

1959年、東京都生まれ。 論文に「砕け散った鏡の後に(アルトー論)」「バルトとプルーストをめぐって彷徨 する一神経症者の報告」(いずれも『ユリイカ』)。 共訳に『アルトー後期集成Ⅰ』(河出書房新社)ヴェルジュリ『幸福の小さな哲学』(平凡社)など。

1959年、東京都生まれ。 論文に「砕け散った鏡の後に(アルトー論)」「バルトとプルーストをめぐって…