第一部

Symposium

室伏鴻と苛烈な無為 Vol.2 「真夜中のニジンスキー」へ

Roundtable 01

セッション──2021.8.24

鴻英良堀千晶宇野邦一

鴻英良│Hidenaga Otori

1948年静岡生まれ。演劇研究。東京工業大学理工学部卒、東京大学文学部大学院修士過程終了。ウォーカー・アート・センター・グローバル委員(ミネアポリス)、国際演劇祭ラオコン(カンプナーゲル、ハンブルク)芸術監督、京都造形芸術大学舞台芸術センター副所長などを歴任。著書に『二十一世紀劇場:歴史としての芸術と世界』(朝日新聞社)、共著に『反響マシーン──リチャード・フォアマンの世界』(勁草書房)など。訳書に、タデウシュ・カントール『芸術家よ、くたばれ!』(作品社)など。「鴻英良による挑発と洗脳のための猿の演劇論」を展開中。

堀千晶│Chiaki Hori

仏文学者。共著に『ドゥルーズ キーワード89』、共編著に『ドゥルーズ 千の文学』(以上、せりか書房)、訳書にシベルタン゠ブラン『ドゥルーズ゠ガタリにおける政治と国家』(書肆心水)、ラプジャード『ドゥルーズ 常軌を逸脱する運動』(河出書房新社)など。

宇野邦一│Kuniichi Uno

1948年、松江市生まれ。フランス文学者・批評家・前立教大学映像身体学科教授。身体論、身体哲学を焦点としながらエセーを書き続けている。著書に『アルトー 思考と身体』(白水社)、『映像身体論』(みすず書房)、『政治的省察』(青土社)、訳書にドゥルーズ/ガタリ『アンチ・オイディプス』、アルトー『神の裁きと訣別するため』(河出文庫)、ドゥルーズ『フーコー』『襞』、ベケット『モロイ』、『マロウン死す』、『名づけられないもの』(河出書房新社)などがある。